日本で初めての“戒律”の本です。
五戒を守ることは“人間の証し”であると云いますが、その五戒の意味と更に高いレベルを望む人のための八戒、九戒また仏教の目的である煩悩解脱の意味も含まれています。

——その生命のつながりを洞察されたお釈迦さまは、人間が淨らかな高い心を得るために、すべての生命の安楽を念じる“慈しみ”という優しく、温かい心を育てる「慈経（メッタ スッタ）」を説かれたのでした。
……「すべての生きとし生けるものは、健やかであり、危険がなく、心安らかに幸せでありますように」と念じるお経です。（序文より）

バッダンタ ウ ケサラ大長老は、ミャンマーの比丘サンガを代表する偉大な比丘さまのお一人で、マハシ国際ブッダサーサナ訓練部門マハーガンダヨー僧院校長をはじめ、全国パリヤッティサーサナ大学（ヤンゴン、マンダレー）管理会副会長など、ミャンマー国全域において仏教伝道のために多くの任務を果たしてこられました。2013年1月4日（金）ミャンマー連邦共和国独立記念日には、ミャンマー国大統領からお釈迦さまの純粋な正法が世界に伝わるために偉大な貢献をされてこられたバッダンタ ウ ケサラ大長老に“アビダジャマハーラッタグル”「正法によって国を導く偉大な師」勲章が授与されました。

バッダンタ ウ ケサラ大長老は、竹田倫子上座仏教修道会前代表の要請に応じて、バッダンタ ウ ニャーヌッタラ大長老を指導比丘として遣わしてくださった徳と恩のある比丘さまです。

そのバッダンタ ウ ケサラ大長老より、お釈迦さまの教えを実践する日本の上座仏教修道会会員と関係者の皆さんをはじめ、日本の人々のために大変得難い、教え戒めのご説法「五つの得難いことと4つの積むべき功徳」を賜わりました。
輪廻解脱・涅槃を目指す人々のために、たいへん有り難い尊い教え戒めのご説法です。

お釈迦さまが説かれる「災害を乗り越える方法」
　　 ―生命にとって本当の災害とは何か―

世界中が未曾有の大災害に見舞われています。
平成23年3月11日の災害のあとの説法会にて災害を乗り越える心の育て方をニャーヌッタラ長老がお釈迦さまの直接の教えに基づきわかりやすく説かれました。（老・病・死）