お布施について(第14回)
2017(平成29)年8月13日 午前7時30分
於 淨心庵精舎瞑想堂
世間についての布施
世間についての布施は、誰でもこの世界でやっています。ボランティア活動をしたり、食べ物や飲み物、募金などで、苦しんでいる生命へ物資を分け与えたりしています。
日本では、お中元、お歳暮、お年玉、母の日、父の日、老人の日、子供の日、結婚式などのお祝い、葬式などに、みなさんは布施をする機会があります。これも布施です。心を込めて布施をするとき、世間の善い結果を得ます。
三宝についての布施
三宝についての布施とは、ブッダ、ダンマ、サンガについての布施です。この布施については、ほとんどする時間がありません。三宝もわからないし、お釈迦さまの教えもわからない。
今日参加された皆さんは、しばしばセヤードーの教えを聴いて、ヴィパッサナー瞑想も実践している瞑想者ですので、皆さんの布施は特別な布施、波羅蜜になる布施とセヤードーは解っています。皆さんが理解できるために今はっきり話しました。布施については、今まであまり話していません。今、皆さんは、色々なふさわしい布施を行っています。
シーマー(戒壇)・仏塔建立についての布施、瞑想する前や瞑想期間中に、自分の実践しているヴィパッサナー智慧が増大するようにと目指して行う布施、瞑想が終わった後も喜びの心で、三宝の徳と恩を念じて布施をしています。だから、布施について話すのが善いと心に浮かんだので、昨日説法しました。
今日も吉田代表が、「布施の説法を続けてください」とセヤードーに頼みました。そして、皆さんからも面接の中で、セヤードーに「今日も布施の説法を続けて聴きたい」と言ったので、今日も続けて布施についての説法をしました。今日の説法は以上です。
それでは礼拝しましょう。
(次号へ続く)