ニャーナー ローカさんの見習比丘出家儀式
2007年8月19日午後1時より神田覚さんの「テーラワーダ見習比丘出家儀式」が導師ニャーヌッタラ長老の下で行われました。 神田さん親族代表と会員等20名が参列し、36度の暑さも忘れて粛然ととり行われました。
神田さんが昨年4月浄心庵に於いてで出家に向かって長老の教えを受け、6月にはミャンマーに渡り約1年間比丘修行を体験し、 帰国後ニャーヌッタラ長老の下「弟子として本格的に日本テーラワーダの出家比丘となることをお許しください。」と願い出られました。 そして、先ず見習比丘のための勉強3ヶ月が終わり、めでたく今回の見習比丘出家となりました。
「この髪の毛は私のものではない。私ではない。私の思うようにはならない。この髪の毛は不浄である。」 「この皮膚は・・・」 「この爪は・・・」と不浄観の瞑想をしながらの剃髪、やがて、「尊師よ、私がこの輪廻から解脱するために、 この私を憐れんで見習比丘にしてください。」と儀式が続く時、参列者の胸にも聖なるサンガの浄らかな光が入ってくる感に打たれました。そして、深い感動と喜びに満たされました。
午後4時儀式が滞りなく終り、神田覚さんは見習比丘となられ、出家名パーリ語で「ニャーナー ローカ」(智慧の光明)さんとなりました。
下記写真は儀式の様子の一部をお伝えします。