令和7年 ご挨拶

新しい年を迎え、ブッダ・ダンマ・サンガ、親たち、恩師の徳と恩を念じ、謹んで三宝に合掌礼拝申し上げます。またすべての生きとし生けるものが健やかであり心安らかに幸せでありますようにと深く念じ申し上げます。
令和6年(2024年)は、日本上座仏教修道会、三宝の大導師バッダンタ・ウ・ニャーヌッタラ大長老が70歳(古稀)の御誕生日をこの日本の地でお迎えになるという大変ありがたい年でございました。
三宝と純粋なお釈迦さまの教えをお導きくださるためだけにご来日された大長老をはじめとして、当会創立者故竹田倫子先生、会を支えてくださっている会員、関係者の皆さまの多大なるご支援、ご尽力に謹んで感謝申し上げます。偉大なる大長老の徳とご恩のおかげで、昨年中皆さまと共に積んだすべての功徳に随喜申し上げます。
令和7年(2025年)は、大長老は安居50周年記念、当会発足35周年記念という、貴き年でございます。これからも上座仏教が日本の地に伝わるように、世界平和への礎となるように、大長老のご指導の下、三宝をよりどころとして涅槃へ至る八正道(戒定慧)を真摯に実践し波羅蜜を積んで参ります。今年も皆さまの暖かいご支援・応援を、何卒宜しくお願い申し上げます。
淨心庵「シーマー(戒壇)・仏塔建立」大プロジェクト 進捗状況
昨年は、淨心庵「シーマー(戒壇)・仏塔建立」大プロジェクトの付帯工事の一環として、精舎内建物の外壁塗装及び修繕に取り掛かりました。専門業者に全棟の状況を見て頂き、本堂である淨心庵精舎の土台基礎部分の老朽化が思いのほか進行している事が発見され、急遽「淨心庵大規模修繕工事」に取り掛かって頂き、約半年を掛けて改善されました。
また、駐車場整備についても開始し、東側駐車場が完了致しました。本年も引続き、戒壇敷地の土地整備等も含め、付帯工事をすべて終え、大プロジェクトの「大回向会」が行えるように最善を尽くしてまいります。
当会活動について
令和2年(2020年)より開催を見合わせていただいている新宿本部801教室の活動について、現在、再開の方向で検討を進めております。
通信手段として、マッジマー・パティパダー通信誌の不定期発行を続けながら、日本上座仏教修道会公式HPをはじめフェイスブックなどインターネットを活用して、随時ご報告とご案内を更新しております。
令和7年も例年通り淨心庵精舎においてさまざまな行事を開催する予定でございます。
Idaṃ no puññaṃ nibbānassa paccayo hotu.
皆さまと共に私たちが積んだ
多くの功徳によって
涅槃への因縁になりますように
Buddha sāsanaṃ ciraṃ tiṭṭhatu.
お釈迦さまの教えがなくならないで
永く存在できますように
Sādhu Sādhu Sādhu
サードゥ サードゥ サードゥ
仏暦2568年 西暦2025年
令和7年1月1日(水)
日本上座仏教修道会 代表 吉田 郁子
JAPAN THERAVĀDA BUDDHA SĀSANA BHĀVANĀ GROUP