3月28日ミャンマー中部で発生した大地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。当会が行われたすべての功徳を、犠牲となられた方々、生命に、謹んで回向いたします。被災者の皆様、ご家族・関係者のすべての生命に心から慈悲を念じ申し上げます。

4月1日、会員、関係者の皆さまに「ミャンマー大地震緊急支援」として、SNSや携帯電話などを通して現状を発信いたしました。
皆さまの迅速なご対応と義援金を賜わりましたことをはじめ、現在も日本人、在日ミャンマー人の方々からご支援の申し出、多くのあたたかいお見舞いの言葉を頂いております。

4月9日午後3時、日本上座仏教修道会は、ミャンマー大使館ソー・ハン大使閣下へ皆さまからの「ミャンマー大地震緊急支援金」をお届けいたしました。閣下より布施者の皆さまへ感謝のお言葉をいただきました。

4月12日満月のウポサタの日、午前7時30分、淨心庵戒壇堂に於いて、大長老より、大地震についてのご説法と、慈経・護経・厄除経を賜わりました。
大長老のお導きにより、日本上座仏教修道会が今まで行った全部の功徳と皆さまそれぞれが積んだ功徳を、被災された方々をはじめとして、すべての生きとし生けるものに回向いたしました。

復旧復興には、まだまだ時間と費用がかかります。
今、日本上座仏教修道会が存在するのは、三宝をはじめとして、二帰依の時代から今日までお釈迦様の教えを連綿と受け継いで来られたミャンマー仏教徒の先人、皆さまのお陰です。三宝を敬い守り伝えて来られたミャンマー国の徳とご恩を念じて、日本上座仏教修道会としては、三帰依と共に慈悲の瞑想ヴィパッサナー瞑想を実践して、日々の積んだ功徳を回向して、少しでも皆さまのお役に立てますよう、できるところから尽力してまいります。

今後の皆さまの支援金につきましては、助けを必要とされている方々の支援活動のために大切にメッター基金＊としてお預かりし、現地での救援活動や復興支援、医療支援などとして、ミャンマーに関係がある方や団体を通して、直接お届けいたします。

会員、関係者の皆さまに心からお礼申し上げます。
大長老より慈悲のお言葉を賜わりました。

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＊メッター基金

1989年、故竹田倫子先生率いる自己を最高に生きるために開かれたコミュニティサロン801によって「メッター基金」の活動が設けられ、現在も続いております。自利利他の精神を育てるために、慈悲の心、功徳を積む実践法として、世界で起こる災害への支援をはじめ、助けを必要としている生命、苦しみに陥っている生命、発展途上国への援助や教育の支援活動を行っています。
お預かりしました基金はふさわしい支援団体や関係者へ拠出しております。
　
今回は、「ミャンマー大地震の支援金」として、皆さまのできる範囲でご無理のないようご支援ご協力何卒よろしくお願い申し上げます。

• 入金未確認を防ぐため、必ず氏名を明記してください
• 行き違いですでにご入金が完了している場合は失礼をご容赦ください
• お問合せ先　0291-39-0220（受付　正午～午後8時）吉田まで

一般社団法人 上座仏教修道会
代表　吉田 郁子