お釈迦さまの聖髪がミャンマー国に奉納された由来Ⅱ-3
2023(令和5)年7月3日
於 淨心庵戒壇
初めての三帰依
お釈迦さまと五人の阿羅漢比丘が、この鹿野苑の森の中で、1番目の安居を住んでおられるとき、バーラーナシー町のヤサ(Yasa)というお金持ちの息子は、五欲の快楽の空しさを識り厭離の心が生じて、家から離れてお釈迦さまのところにやって来ました。お釈迦さまは、布施・戒律をはじめとして順番に法を説いてから、四つの真理を説かれました。ヤサは、預流道の智慧が生じ、邪見と疑いが消えて在家として初めての預流者となりました。
そのところに、ヤサを探しに、父親がやって来ました。お釈迦さまは、ヤサの父親にもわかるように、順番に法を説いてから、四つの真理の説法を説いて、ヤサの父親も預流者となりました。
そして、ヤサの父親は、命ある限り、このブッダ(仏)とその教えダンマ(法)と、弟子比丘サンガ(僧)だけが真に頼るべき事であると確信し、
エーサーハン バンテ
バガヴァンタン サラナン ガッチャーミ
ダンマン サラナン ガッチャーミ
サンガン サラナン ガッチャーミ
尊師よ。
私たちは、ブッダ(仏)を拠り所として、帰依いたします。
お釈迦さまが説かれた、ダンマ(法)を拠り所として、帰依いたします。
私たちを今日をはじめとして、
ウパーサカという優婆塞(男性在家信者)として受容してください。
と唱えるとき、お釈迦さまは沈黙で認められました。それから、このバーラーナシーのお金持ちであるヤサの父親は、世界において初めて、ブッダ(仏)・ダンマ(法)・サンガ(僧)に「テーワーシカ・サラナガマナ(Tevācika saraṇagamana、三帰依)」をしたウパーサカという優婆塞(男性在家信者)となりました。
(続く)
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