ニャーヌッタラ大長老の説法
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お釈迦さまの聖髪がミャンマー国に奉納された由来Ⅱ-5
2023(令和5)年7月3日
於 淨心庵戒壇
初めての伝道の旅へ
三帰依による出家のはじまり
お釈迦さまは1番目の安居が終わった時、六十人のアリヤ比丘(聖比丘)を近くにお呼びになりました。
「比丘たちよ、伝道の旅に出なさい。一つの道を二人で行かないで、一人で行って、求める人と出会うときには、初めも善く、真ん中も善く、終わりも善く、法を説きなさい。そして出家を望む者には、私の許まで連れてきて疲れるような事がないように、それぞれの土地で出家させてください。比丘たち自身が出家させる事を許します。三帰依を唱えて受戒する出家の方法は次の通りです。
比丘出家に成るための3つの方法
- 髪の毛を剃り
- 茶色に染めた衣を身に付け
- 比丘の前に蹲踞で坐り合掌して比丘サンガが唱えるように三帰依を唱えさせる
この三つが揃ったとき比丘出家になることを許します」
と、教え戒められました。
お釈迦さまは「私も行きます」と仰って比丘たちを送り出した後、外道の仙人たちに説法するために、お一人で、鹿野苑の森を出て、ウルヴェーラー森に向かわれました。
外道の仙人カッサパ三兄弟と弟子たち千人がアリヤ比丘になる
お釈迦さまは目的地まで伝道の旅に出ながら、途中で出会ったバッダワッギヤ(Bhaddavaggiya)王子たち三十人にも法を説いて、三十人のアリヤ比丘が誕生しました。
そしてウルヴェーラーの森に住んで火祭りの呪術と外道の修行をしている仙人として当時大変有名だった、カッサパ(Kassapa)三兄弟とその弟子たち千人も、お釈迦さまの教えのもとに全員が弟子となり、煩悩の火を消す教えのご説法を聴いて、千人のアリヤ比丘が誕生しました。
(続く)

1997年1月、日本上座仏教修道会は
2000年1月、仏教修道会は仏跡巡拝に赴き、
仏教誕生の聖地として知られる
ウルヴェーラーの森(現在のブッダガヤ)を訪れました。
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