2022-2023(令和5)年 年末年始10日間宿泊瞑想会に参加された方々の感想

2023年1月27日(金)

令和4年(2022年)12月30日(金)~令和5年(2023年)1月8日(日)、年末年始10日間宿泊瞑想会を、新淨心庵戒壇の建物においてコロナ感染症の感染防止対策につとめて開催し、細心の注意を払いながら無事に終了することができました。瞑想期間中に、今回は関西、関東、北陸から、日本在住のミャンマー人の方々も含め、のべ50名に及ぶ瞑想者や功徳行者、参拝者が来庵されました。

1月1日(日)元旦には「お正月お祝い儀式(※当会FB公開中)」が執り行われ、慈経、護経、「お正月のご説法」などを賜わり、大長老の大慈悲と智慧と共に、昨年奉納御安置されたばかりのシェーダゴンパゴダ形仏塔と法隆寺形五重塔から輝き放っている三宝のエネルギーに満ち溢れた、大変めでたい新しい年のはじまりとなりました。 そして1月5日(木)満月のウポサタの日には、大長老の「アッガマハーパンディタ(最上の偉大な智慧の徳に満たされた大長老比丘)」勲章授与という大吉報と共に関係者からのご祝辞が当会代表より伝えられ、一同大善喜の心でお慶び申し上げました。

毎朝の礼拝時には、大長老より10分間ご説法を連日賜り、淨心庵戒壇のパーリ名の一部である「Sirī Dhara(品位を保つ)」に込められた意義をはじめとして、生老病死の法から涅槃に至る智慧の道まで、お釈迦さまの教えの大変深い、ご説法をお聴きすることが出来ました。

三宝と大長老をはじめとして、年末年始10日間宿泊瞑想会を支えてくださった会員、関係者の皆さまに心から感謝と随喜申し上げます。 皆さまの行われたすべての功徳によって、皆さまとご家族の皆さま、世界のすべての生きとし生けるものが、健やかで危険がなく 心安らかに 幸せでありますように。

Sādhuサードゥ Sādhuサードゥ Sādhuサードゥ

瞑想会参加者の感想文を一部ご紹介いたします。

今回は淨心庵に戻ってきてすぐの瞑想会という事で、参加する事になると思っていませんでした。体調も病み上がりで皆さんにご迷惑をお掛けしないか不安でもありましたが、参加させて頂く事により、瞑想実践と共に体調も回復する事が出来ました。皆さんに本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
年末の忙しさや体調不良を理由に、自宅での瞑想を少し怠けてしまっていた為、今回は瞑想が安定する迄に、時間が掛かってしまいました。セヤードーのご説法の通り、やはり毎日継続する大切さが身に染みました。
瞑想会の後半は功徳行として作務にはいらせていただきましたが、セヤードーの勲章授与の嬉しいお話や他の功徳行者の皆様のおかげで、善い心で毎日の作務をさせて頂けました。セヤードーからは、瞑想会の度に嬉しい、心が明るくなる出来事を準備して頂いている様で本当にありがたいです。また、こういった嬉しさでさえも、意識し消滅を見るという事で智慧が深まるというご説法を聞かせていただくことで、改めて本当に深い道だなと感じました。この様な素晴らしい教えの元で皆さんと道を歩んでいける事がとても幸運だと感じています。
今回は、今まで淨心庵を支えてきた皆様がいてこそ、現在の自分がここで修行させていただけていると強く感じる事が出来ました。セヤードーはじめ、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

Y.U.(40歳)和歌山県

今回の瞑想会は2年ぶりの参加となった。2年間空いてしまったので最初は少し不安に思ったが今となれば5日で終わってしまうのは名残惜しい。正月という一年で一番めでたい日にこの淨心庵という特別な場所で瞑想できたことはとても有意義だった。特に2年前はまだ建設中だった戒壇が完成し、そこで瞑想ができたことは感慨深い。上部にはシェーダゴンパゴダが置かれ、夕日を反射して輝く様子がミャンマーのパゴダを思い出させてくれ、嬉しく、厳かな気持ちになった。
この静かな淨心庵で三宝と供に八戒を守り、生活の一挙手一投足を絶え間なく観察していくと日毎に注意と集中が深まり、とても良い瞑想ができた。セヤードーとの面接では智慧を増すことができ、とてもめぐまれた環境で瞑想ができたことを嬉しく思う。セヤードー、淨心庵の皆さま、瞑想者の皆さま ありがとうございました。

匿名(22)新潟県

年末年始の瞑想合宿は、大きな喜び、『大善喜』に満たされた10日間でした。
12月30日には、シーマー戒壇にシェーダゴンパゴダ形仏塔と五重塔が完成し、その品位ある姿に喜びがあふれました。
また1月5日満月のウポサタの日には、ニャーヌッタラ大長老がミャンマー国大統領より『アッガマハーパンディタ』という(最上の偉大な智慧の徳に満たされた大長老比丘)特別な勲章を授与されました。この知らせをお聞きし、大きな大きな喜びがわき起こりました。
このような偉大なニャーヌッタラ大長老を師として縁を頂き、こうして、教え、戒め、導かれている、弟子として、「私はふさわしい弟子だろうか」と自問自答しました。そして、ニャーヌッタラ大長老の弟子として、ふさわしい弟子になりたいと心より思います。
そして、新年の大長老のご説法のように、老病死から逃れることは出来ません。命あるかぎり、輪廻、解脱、涅槃に到る八正道の実践を、あきらめることなく、励みたいと思います。
最後に恩師ニャーヌッタラ大長老、吉田様、比丘様方、佐竹様、作務の皆様、ご一緒に瞑想させて頂いた皆様、上座仏教を支える会員の皆様に心より感謝いたしております。
サードゥ サードゥ サードゥ

O.S.(70歳)大阪府

今回の瞑想会に参加させて頂きありがとうございました。
ニャーヌッタラ大長老様、淨心庵精舎の皆様、作務の皆様上座仏教修道会の皆様、有縁の方々に御礼を申し上げます。お正月に大長老様から説法をお聞きすることで新年を迎えられ、心からの喜びです。
御法話の「若さには老いの性質、健康には病気の性質、今生きているという事には死に向う性質がある」を拝聴することができ、今、人間に生れた間に功徳を積むべき大切さを再認識しました。
今回初日にシェーダゴンパゴダ形仏塔、五重塔をみて大喜、大長老様のアッガマハーパンディタ勲章授与にまた大喜と、新年から喜ばしいことばかりでした。
季節も冬にしては暖かい日ざしがあり、また瞑想堂は静かで、暖かく、一緒に瞑想して下さる瞑想者、支えて下さる皆様のおかげで、10日間の自分の功徳を積むことができました。今回の修行により、智慧の道を歩んでいくことを自覚し日々精進していきたいと思います。
皆様ありがとうございました。サードゥ サードゥ サードゥ

Y.Y.(59歳)大阪府

2019年に瞑想会に参加して以来3年振りに瞑想をしました。シーマー・仏塔ができて初めて瞑想をしました。
1/5にはセヤードーが「アッガマハーパンディタ」勲章授与をされるというおめでたい日もありました。
瞑想をしていて「シーマー・仏塔」の威力、セヤードーの威力を感じました。
慈悲の瞑想をしていて、シーマーの中で神々も喜ばれていると感じました。
瞑想ではセヤードーとのインタビューでヴィパッサナー八正道はナーマ・ルーパに向い、聖者の八正道はネハンに向かう。瞑想する時、ネハンを実現する時、四聖諦が一瞬にしてわかる。苦諦、集諦が一瞬にして消え、八正道によって知ると教えて頂きました。
四聖諦は、瞑想によってわかる。深い意味があるとわかりました。
この淨心庵は特別の精舎で、大切に守っていかなければと改めて思いました。(瞑想は家でするのが土台ですが、セヤードーとインタビューで教えて頂く時、深く理解できると思います)

武藤芳美(71)東京都

以下は瞑想者のお世話を功徳行として行いながら瞑想された方々の感想です。

年末はコロナ対策に翻弄されましたが、なんとか無事新年を迎え、正月三が日を淨心庵で過ごすことができました。今回は功徳行で参加、参加者の皆様が良い瞑想ができるように念じながら、また気づきを絶やさないように注意しながら作務に取り組みました。
1月3日の朝の説法に感銘を受けたのでご紹介します。
過去生で培った禅定の力で神通力を得たある神様が死のない場所を求めてあらゆる場所を探し回りましたが100歳を過ぎても見つけることができませんでした。お釈迦様はその神に死のない場所があることを説かれました。そこには歩いて行くことはできません。乗り物で行くこともできません。三帰依、戒定慧(八正道)という正しい実践により培ったエネルギーにより涅槃という不死の境地に到達することができます。正しい法が分かれば生老病死も何も怖がることはありません、と説かれました。
生老病死から解放された涅槃に至るためお釈迦様が説かれた法を今日まで守り伝えてくださっているサンガの徳と恩は尽きることがありません。正しい法を聞いて実践することができる私たちは本当に恵まれていると思います。教えの通りに実践して今年一年精進してまいりたいと思います。

影山幸雄(62歳)埼玉県

10日間作務の功徳行で参加しました。
今年はお天気に恵まれ、シーマー建物の屋上にご安置された仏塔が青空の中、輝をはなって瞑想会に参加された皆さんにエネルギーを与えてくださいました。
1月5日の今年最初の満月のウポサタの日には、吉報が届きました。恩師であるニャーヌッタラ セヤードーがミャンマー政府から最上の勲章授与されるとお聴きして、参加者一同大善喜につつまれました。
今回の瞑想会は、コロナの関係で参加者が少なく、作務は、いつもより楽をさせていただきました。
心身共に元気で慈しみの心で心を込めて、作務の功徳行をすることができました。
毎日夜は、瞑想者の皆さんと一緒にシーマーの瞑想堂で瞑想実践をすることもできました。
毎朝のセヤードーのご説法はとてもわかりやすく勉強になりました。2023年のスタートを今年も淨心庵で迎えることができ感謝いたします。
セヤードーをはじめとして、お寺の皆さん、瞑想者の皆さん、一緒に作務の功徳行をして下さった皆さん、体の力になる食べ物、飲み物等、お布施をして下さった皆さん、ありがとうございました。
ブッダ サーサナン チランティッタトゥ サードゥ サードゥ サードゥ

中村洋子(66歳)埼玉県

今回3泊の功徳行で参加させていただきました。フェイスブックでお正月のご説法を聞いてから淨心庵へ参りましたので心が落ち着いた状態から5日の朝に到着し礼拝の前にセヤードーが勲章を授与されたという喜びのご報告があり、最高の大長老に教えを受けている自分は本当に幸福であると、もったいなく思いました。4日間の功徳行、楽しくさせていただきました。
セヤードー、吉田代表、淨心庵の皆さま、会の皆様、関係者の皆さま、ありがとうございました。セヤードーには感謝、感謝です。

熊谷寿子(65歳)千葉県

瞑想会の最終日に作務の功徳行者として参加ができ、とてもうれしいです。皆さんの感想をお聞きし、瞑想者はもちろん、作務の方々もマハーピティの心で一杯で、私も嬉しくなりました。
今回自宅にいて、病後の母親の世話をしていました。
なかなか時間はとれませんでしたが、何とか朝30分の瞑想、夜は慈悲の瞑想をしておりました。
今年は日数は短かくても、ぜひ瞑想会に参加したいと思っています。
最後にセヤードーの勲章受章おめでとうございます。

石田美恵子(65歳)東京都

  • お名前とご年齢は、本人の了解を得て、掲載させていただいております。
TOP