2026(令和8)年 夏期10日間宿泊瞑想会に参加された方々の感想
令和8年8月7日(金)~8月16日(日)、淨心庵精舎において開催された夏期10日間宿泊瞑想会は、無事終了いたしました。瞑想期間中には、関東各地からお越しの日本人の皆様をはじめ、在日ミャンマー人の方々も含めて、延べ49名に及ぶ瞑想者、功徳行者、参拝者が来庵されました。
今年は例年になく涼しい日が続き、瞑想にはとてもよい気候に恵まれました。
毎朝の礼拝時には、大長老より連日のご説法を重ねて有り難く賜りました。
まず、仏教徒の中で瞑想までわかる人「瞑想修行者(Yogī=Yogāvacara)」。家から出て瞑想できる処に行く「出家(Nikkhama)」。実践する方法について「中道(Majjhimapaṭipadā)」。それから八正道、戒・定・慧の段階を順序に従って丁寧にお示しくださいました。
9日目となる8月15日(土)には、ミャンマーヤンゴン・シリミンガラー・マハーシ瞑想センターの長老トゥワンテー・アシン・インダカ(Twante Ashin Indaka)比丘様が来庵され、当会大長老の通訳で夜のご説法会が執り行われました。「大念住経実践の結果と目的」についての丁寧で明快な対機説法を拝聴した後、続けて大長老方の御前のもと、場を同じくして、最後の夜の瞑想実践に厳かに臨みました。
そして最終日には朝のご説法の結論として「一回積んだ功徳は、涅槃に至るまで善い結果をもたらす」という法のお土産を賜りました。
三宝と大長老をはじめ、夏期10日間宿泊瞑想会を支えてくださった会員・関係者の皆さまに、心より感謝と随喜を申し上げます。皆さまが行われたすべての功徳によって、皆さまとご家族、そして世界のすべての生きとし生けるものが、健やかで危険なく、心安らかに、幸せでありますように。
Sādhu Sādhu Sādhu
瞑想会参加者の感想文を一部ご紹介いたします。
集中力が続かないので、今回も途中から参加しました。大長老を始め寺の方々、功徳行者のお蔭で了えられました。暑いと思って服装を準備していたが、台風15号の影響か、涼しくて驚いた。大長老から教わったところに依れば、善い心を養うには、好ましくない対象に近寄らず、好ましい対象に近づくようにとのことでした。心が鎮まると、自らの身・心が明らかとなり変化して行くのも観える。それで自分がどのように生きていくかを気づける。
Z.K.(86)神奈川県
今回ご好意により8月13日から16日の4日間瞑想者として参加することができました。セヤードーと三宝に心身を預けて清らかな心で瞑想開始となりました。短期間ですがとても良い状態で瞑想に取り組むことができたと思います。朝の説法でパリッチェーダ・ニャーナ(分離智)のお話を伺いました。ナーマ・パリッチェーダ・ニャーナ(名分離智)、ルーパ・パリッチェーダ・ニャーナ(色分離智)に分けて御説法いただき、より一層理解が深まリました。セヤードーから指導いただいた通り、バフリカター、繰り返し積んだ功徳の力、クサラチェータナー(良い意志)の力、五力の力、回向の功徳の力などにより涅槃に至るまで努力精進したいと思います。
影山幸雄(66)東京都
母を送って3週間目の瞑想会でした。瞑想に入る前、代表のニャーナサマンギー様から暖かいお気遣いの言葉を掛けて頂き、おかげさまで肩の力を抜いて瞑想に取り組むことができました。それでも初めのうちは疲れもあり心も定まらず惛沈も出て思うように集中できませんでしたが、掛けて頂いた言葉を頼りにセヤードーのご指導に従って一日一日時間を無駄にしないように過ごしていくうち、新月のウポサタの日にやっと心が静まって深い瞑想が出来ました。
待機ご説法では、回向について詳しく教えて頂きました。功徳を積まなければ回向はでいません。
あらためて、功徳を積ませていただく機会を与えてくださったセヤードーへの深い感謝の心と、これからもしっかりと功徳を積ませていただきたい心が生じました。
朝のご説法では三帰依と共にある八正道・戒定慧の道を、日ごとに順を追ってご説法くださいました。土台となる名色分離智、特に名分離智(ナーマ・パリセッタ・ニャーナ)について詳しくご説明され、心のはたらき・心所のはたらきをはっきり理解する智慧の力で心を直し人生を直すことができれば涅槃へ至ることができますと教え戒めてくださいました。
また期間中、思いがけずマハーシ瞑想センターの大長老のご説法を拝聴することができました。比丘サンガを見るのは吉祥、それも安居の瞑想会期間中に偉い比丘様をこの目で見、この耳でご説法を聞くことができて大変喜び、また自分のカルマを喜びました。
十日間を初日から最後の日まで参加させていただいて、お釈迦様が示された「初めも善く、中ほども善く、終わりも善く」法が説かれる世界を完璧に体験させていただくことができて大善喜になりました。今回、作務に入られる方も少なく、代表とお寺の皆様だけで全てのことを準備された日が多かったように思われますが、時間通りに食事の合図が鳴り、心を込めてきれいに盛り付けられたお料理を毎回美味しくいただくことができました。短時間に全てが整えられていました。注意集中の力が高くなるとここまでできるのだと驚き、また納得いたしました。
淨心庵には全てが揃っています。日本のお寺で淨心庵ほど三宝が身近に感じられるお寺は無いように思います。
浅田朝夫(68)東京都
セヤードーの教えを賜る前、意味も分からず三帰依を唱えていましたが、セヤードーのお導きのおかげ様で今は三宝が本当の宝であることがはっきりと分かりました。
竹田倫子先生は、仏教の勉強をしたいというだけではだめですと戒めてくださいました。
今はその意味が本当に分かります。
ニャーヌッタラ大長老、ニャーナ サマンギー様はじめ、お寺の皆様、功徳行者の皆様、そして故竹田倫子先生に心より感謝申し上げます。
最終日夜、当会大長老ご通訳のマハーシ瞑想インダカ比丘様ご説法、および御前瞑想
一年ぶりの瞑想となりました。 期間中は雨が降り、気温も涼しくなったおかげで、落ち着いた環境の中で、瞑想に集中することができました。また、大長老様とは1日に2回お目にかかる機会があり、瞑想だけでなく、お釈迦様の教えについても学ばせていただき、大変有意義で充実した5日間を過ごすことができました。今回の瞑想を通して、改めて心を整えることの大切さを感じました。来年もできる限り瞑想を続け、少しずつ自分自身の心を磨いていきたいと思います。
羽音モーソー(61)神奈川県
昨年、大長老のご指導を受けて以来、自信と確信をもって修行できるようになった。以前の私は、自分の知識と理解、修行の方法に自信が持てず、常に迷いを抱えていた。その迷いは大長老による対機説法を繰り返すうちに、まるで霧が晴れるように解決していった。今の私は迷うことなく、確実に法を実践することが、日常生活においても、瞑想センターにおいても、事務所においても、できるようになった。今回の瞑想会では、積極的で、より効果的な修行ができたと思う。これはひとえに大長老、ニャーナサマンギー様をはじめ、功徳行者、修行者の皆様のご協力があったからこそです。ありがとうございました。
平井和維(43歳)埼玉県
私は在家としてお寺に住み、日々作務をしています。普段はなかなかまとまった時間を取って瞑想することができませんでしたが、今回セヤードーのおかげで2回目の瞑想会に参加することができました。今回の瞑想会では、八正道についてのお話がとても印象に残りました。セヤードーとの面接で「戒を守り正精進によって正念を保てば正定につながり、正定から正見、正思惟へとつながっていく」という八正道の体系的な因果関係について説明を受けました。その説明を聞き、お釈迦さまの教えはシンプルでありながら明快でシステマティックだったと感じました。それは、約2500年前に説かれた仏陀の教えを、上座部仏教の比丘サンガが厳格に大切にし、細かく分析しながら守り伝えてきたこと、背景を想像でき、上座部仏教とのご縁を素直にうれしく思いました。落ちついた環境の中で、まとまった時間を取って集中して、新しい気づきを得ることができ、充実した時間となりました。普段からお寺で作務をしているため、現場のことが(時々)気になり、なんとなく罪悪感も感じていました。(笑) セヤードー、代表、ケーマーナンダさん、アーローカーナンダさん、宗徹さん、そして夏期瞑想会を支えてくださった皆さんに感謝しています。ありがとうございました。
匿名(33)愛知県
今回、10日間もお時間いただき、瞑想実践できましたこと、心から感謝とともにお礼申し上げます。功徳行をさせていただく気持ちでおりましたので、とても有難く、幸運を頂戴いたしました。途中、弱いこころが出ましたが、作務をして下さっている方々のことを考え、乗り切ることができました。深い安楽と、柔らかな淡い灯の中で、静かに過ごすこともできました。セヤードーのご説法、トゥワンテー・アシン・インダカ比丘様のご説法でもありました通り、生命には、ナーマとルーパ、一時的に成り立っているものでしかない存在と、観る力を養えたと思います。これからも、もっと安楽になるよう、努力してゆきたいとも思います。ほんとうに皆さまのおかげさまで、このように感じることができて、うれしく思います。ありがとうございました。
匿名
2011年から参加させていただいています。今回は瞑想で7泊8日参加の為、淨心庵へ向う高速バスの中で、当初からのセヤードーの対機説法をしていただいたノートを読みました。セヤードーの今回の朝の10分のご説法は、八正道の教えの順序と実践の順序で、初日に読み返した内容の当時は、まだ瞑想を始めたばかりで、実践が少なかったですが、15年近くセヤードーに教えていただいているため、今回の内容は、実践と照らし合わせて、内容も深く理解することができました。瞑想はとても楽にできました。丁度ぴったりの時期に瞑想に入れ、しっかりと実践ができ、法の宝が増えました。朝のご説法の時間も対機説法の時間もとても楽しい時間でした。最終日の夜はミャンマーのマハーシ瞑想センターのトゥワンテー・アシン・インダカ比丘様からの瞑想の目的についてのご説法をたまわりました。自分の目的が達成できるよう、願いが叶うよう、努力をしていこうと思います。セヤードー、お寺の皆様、作務の功徳行をしてくださった皆様、一緒に瞑想をして下さった皆様、そして、食事等のお布施をして下さった皆様、ありがとうございました。
(その他)
中村洋子(60代)埼玉県
食事もおいしく、量も丁度よかったです。部屋も快適でした。
今回4泊5日、瞑想をさせていただきました。いつも淨心庵は、瞑想のしやすい環境にして下さっていて感謝申し上げます。いつも楽しみにしている朝のご説法が八正道だったので実践がともなっているので、とてもわかりやすく、私の中でつながった感じがあり、うれしかったです。セヤードーからの大きな慈悲と、やる気がでるようにと導いて下さって、気持ちよく瞑想ができました。セヤードー、ニャーナサマンギー様、お寺の皆様、上座仏教修道会に関係のある方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
熊谷寿子(60代)千葉県
今年に入ってからひざの痛みがひどく、Golden Week瞑想期間への参加をキャンセルしてしまいましたが、夏の瞑想会に向けてリハビリを頑張りました。瞑想期間五日間は天気にも恵まれ、穏やかな気持ちで、自分の心と身体のつながりをもっと分かるようになりました。これからも瞑想を続けて頑張りたいです。
ウィンミントゥ(61)神奈川県
短い参加でしたがとても勉強になりました。瞑想をして、とてもスッキリしました。わかっていても忘れている正しい事をもう1度再認識しました。お寺の方々、ありがとうございました。いっしょに瞑想していた方々にありがとうございます。
Y.A.(50)埼玉県
*以下は瞑想者のお世話を功徳行として行いながら瞑想された方々の感想です。
今回も短期間でしたが、実り多い瞑想会でした。私は作務でしたが、淨心庵はとても静かで、禅定が強いです。セヤードーは、お寺には「法」があると言われました。
武藤芳美(75)東京都
前回の瞑想(8/9〜13)に続き、今回は2回目の参加として、8/15から1泊功徳行をしました。ミャンマーから比丘様がいらっしゃったのでとても大きな功徳を積むことができました。1泊ですが、何日か過ごしたような、意味のある貴重な1日でした。セヤードーの徳と恩のお陰様です。ありがとうございました。セヤードーをはじめとして、ニャーナサマンギー様、お寺の皆様、上座仏教修道会に関係のある方々に感謝申し上げます。
熊谷寿子(60代)千葉県
今回は、最終日に1泊作務で参加させて頂きました。最後の2日間は、幸運にもちょうどミャンマーから大長老が淨心庵を訪れられている時で、御説法をお聴きする事が出来、またご一緒に来庵された尼僧についても、テーラワーダのあのピンクの衣を着られた尼僧をこの眼で観たのは初めてでしたので、とても感動致しました。今回の作務では、瞑想者へのご供養だけでなく、ニャーヌッタラ大長老をはじめとして、ミャンマーからの高僧尼僧への功徳も積むことが出来ました。最終日、朝の御説法でも、繰り返し積んだ功徳は、より大きなエネルギーとなり、涅槃に至るまで善い結果をもたらすと説いて下さり、そして繰り返すことの意味の大きさもセヤードーのお陰で大変実感しておりますので、これからも機会のある度に功徳を積んで参りたいと思います。上座仏教修道会を支えて下さっている全ての皆さまに感謝申し上げます。
出村悠(30代)東京都
- お名前とご年齢は、本人の了解を得て、掲載させていただいております。
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